リバウンドと好転反応

「症状は一時的に悪化します」「でもそれは好転反応だから大丈夫」。これは危険な判断だ。一時的な症状の悪化と好転反応は別物。それをシロウトが安易に判断すると痛い目に遭う。

好転反応のワナ

民間療法で新たな療法に取組むと、症状が悪化するケースがよくありました。

で、こんな場合、指導者が決まって使うセリフがありました。

それは、「好転反応」です。

「これは好転反応だから心配ない。」
「ステロイドの悪い毒が出尽くしたら治る。頑張れ!」

そんな励ましに応えるため、私は我慢、我慢の毎日を過しました。「好転反応」が過ぎた後のキレイな肌に出会えることを信じて・・・

結局「好転反応」なんてものはなかった。症状が悪化したらそのままで好転なんてしませんでした。

ちなみに好転反応の考え方は、漢方薬の「瞑眩」に似ています。

「瞑眩」とは薬の処方は合っていても一時的に症状が悪化するもので、慢性病で固定された症状が薬によって動き始める際に起こる現象です。

でもアトピーの場合、私は好転反応なんて「無い」と思っています。

深刻なのはステロイドの被害よりリバウンド被害

リバウンドによる被害は本当に深刻です。

今まで、メルマガ読者の方々から沢山のメールが届きました。

「失恋しました」
「子供が不登校になりました」
「寝たきり状態が続いています」
「アトピー性白内障で手術をしました」

そこには、メールの数だけ悲しい現実がありました。

どうしてこんな悲劇が続くのでしょう?

それはアトピーそのものより、リバウンドによる被害の方が深刻いう事実です。

この事実を把握せず「一緒に頑張ろう!」と安易にステロイド断ちを薦めるのは無責任でしょう。

ステロイドは使用していた期間や種類、塗り方にもよりますが、いずれにせよ一気に中止した瞬間からリバウンドのリスクを背負うことになります。

そしてこのリスクは「奇跡の薬」とか「悪魔の薬」とか言ってる次元の話ではありません。

感染症によるリスクまで考えれば、それはもう自爆行為でしょう。ここには最初から「当たりくじ」は入っていないのですから。

あなたの知識はどの程度?

ステロイドを離脱するには最低限、以下の知識は必要でしょう。

現在使用しているステロイドの名前とランクは?
どのランクのステロイドでコントロール可能なのか?
どのタイミングでステロイドのランクを下げるのか?
どのタイミングでステロイドの頻度を減らすのか?
ステロイドを使用しない間、何で代用するのか?

ステロイド止めるなら、最低でもこの程度の知識は必要でしょう。

ステロイドを抜く療法は一見克服までのシナリオが描けているようで、実態は単にステロイドを抜くだけのケースが大半。

でも、今はわざわざそんなリスクを背負わなくても良い時代になりました。

念のため、ステロイドの副作用+リバウンドの話をしておきます。

興味の無い方は読み飛ばしてください。

副作用+リバウンド