ダニ?ハウスダスト?関係ない。部屋の掃除なんてテキトーで良かった。何故って?環境を変える努力は報われることがないからだ。
「環境を変える」努力は徒労に終わる
アレルギー検査。
アトピーの人なら受けたことあるでしょう。
病院ジプシーの頃、何度も受けました。(あの検査、どうしてあんなに高いの?)
で、私の場合、結果はいつもダニとハウスダストが陽性。スコアは4。
ところで、
ダニやハウスダストと言えば、対策はお決まりのお部屋掃除ですね。
コレ、妻に協力して貰って徹底的に取り組みました。不要なぬいぐるみやカーペット類はすべて廃棄。カーテンもすべてブラインドにチェンジ!医師の指示通りダニ対策用の掃除機に買い替え、床も徹底的に掃除しました。
そして、極めつけはリフォーム。
最終的には床をすべてフローリングにしました。(総額300万円!)
アレルゲンが無くなればアトピーが治ると思っての投資でした。で、これだけ努力すれば少しはアトピーが改善しても良さそうなものですが、期待に反してアトピーは全然良くならない。
では、どうして私達の努力は実らなかったのでしょう?
それは「努力の方向性」が違っていたから。
だって家のダニやハウスダストは減らせても、世の中の全てのダニ&ハウスダストを消滅させることはできませんから。
近所のスギやヒノキを全部伐採しても、花粉症は治りませんよね。
要するに、環境を変える努力は報われない。
報われるのは「自分を変える」努力
ここまで来れば「努力の方向性」も何となくご理解頂けるでしょう。
つまり、目指す方向はアレルゲンを除去する努力ではなく、どんなアレルゲンにも対処できる自分(体)になる努力。
このことはアトピーや花粉症と無縁の人を観察すれば一目瞭然!
だって彼らはアレルゲンを遠ざけることでアトピーや花粉症にならないのではなく、そもそもアレルゲンに反応しない自分(体)だからアトピーや花粉症と無縁なのですから。
実際、彼等はアレルゲンを遠ざける努力なんてなーにもしていません。
このことは私自身、身をもって体験したのでよく分かります。
全然自慢にならないですが、昔と比べて今は掃除なんて全然テキトーですから。と言うか、愛犬が増えた分だけ条件は悪い。
ダニやハウスダストだって確実に多い筈だけど、我家にアトピーは誰もいないですから。
事実、「部屋の掃除をしっかりしないと治りません」なんてアドバイスには根拠が無い。実際、部屋のお掃除でアトピーを治した人ってあまりと言うか、全然、知りません。
そんなこといちいち気にするより、ダニやハウスダストの部屋でも大丈夫な自分(体)になる方が得策。
難しく考えなくても大丈夫。物事は本質を見極めることこそ大事。
何がアトピーを治すための根本治療なのか?
これをしっかり見極めましょう。
アトピーの根本治療