計画なくて完治なし

「重症化した成人型のアトピー」は場当たり的な努力は通用しない。 根性や忍耐をベースにしたポキッと折れるような努力だけではダメだ。

アトピーは「治そう!」と決心して治せる病気

アトピーはコントロールするだけの病気ではないし、不治の病でもありません。

私の経験からすると、この病気は毎日の生活の中でやるべきことをしっかりと実行すれば治るようになっています。

そのためには克服までのシナリオを把握し、事前に計画を立てておく必要があります。

アスリートって本番までに独自の工夫をするでしょ?

「試合に勝つ!」という目標に向かってトレーニングメニューを作り、後はそれに従って 毎日規則的に練習をする。あれと同じ。

ところでこの練習メニュー。

根性や気合い、忍耐をベースにしたらどうなると思いますか?

挫折します。そりゃ持たないですよ。一流のアスリートでも。

アトピーも同じこと。

場当たり的な思いつきだけでは治せない。なので、思い付きや場当たり的なモノに大切なお金を注ぎ込んじゃいけないんですね。

生活習慣を徹底的に見直す。

こっちです。

やるべきことは。これがアトピー完治への最短距離になる訳です。

アトピーとの戦いは4パターン

努力の中味と方向性さえ間違えなければ、アトピーは努力した分だけ報われます。

自分の体は自分を裏切らないからです。

ところで「戦い」と言えば、自ずと結果は4つ。

「勝ち」「負け」「引き分け」「相討ち」

これ以外にはありません。

ちなみに、この4つ。

以下のように解釈すると分かりやすいでしょう。

・勝ち=完治。アトピーとは無縁の状態。
・負け=アトピーのまま。或いはさらに悪化。
・引き分け=薬で症状をコントロール。
・相討ち=薬無し。でもアトピーのまま一進一退。

では、アトピーとの戦いに勝つ秘訣とは何でしょう?

それは「最初から負けると分っている戦いはしないこと」

これに尽きます。

最初は「負け」でもいい。でも、最終的に「負け戦」だけは避けないと。

プロ野球や大相撲での戦い方が参考になるのもココ。

「全部勝つ」なんてしょせん無理なんですよ。

だから長期戦を挑んでトータルで勝てばいい。

そーゆう戦い方です。

では『勝ち戦』とはどのようなものでしょう?

免疫系より消化器系

一般的に「アトピーは免疫疾患」って言われます。

ご存知のように、免疫疾患とは免疫細胞が自分の体を攻撃する病気です。

ちなみにこの分野の研究は薬品の開発と直接結びつくため、多くの企業や研究者が 参加して今では遺伝子レベルの研究がされています。

で、この研究が進むと問題は解決するのでしょうか?

本当の所は分かりません。

でも私が今アトピー患者なら、もう免疫系の治療には目を向け無いと思います。

理由は簡単。今まで免疫系の治療にやっても、アトピーが治らなかったからです。

白血球やT細胞、マクロファージといった言葉を聞いたことあるでしょ?

これらは免疫細胞と呼ばれ、体内に侵入したウイルスや病原菌と闘い、病気の発症を防ぐための大事な細胞だと言われています。

ところがこの免疫細胞の中に出来の悪いのが混ざると、花粉やハウスダストなど人体に害の無いタンパク質にまで過剰に反応してアレルギーを引き起こしてしまう。

では、どうしてこんな免疫細胞ができるのか?

実は、この鍵を握っているのが「消化器系」

それは、消化管が人体最大の免疫臓器であることからも明らかです。

要するに、胃腸の働きが健全でないと強い免疫細胞は育まれず、 敵も見方も判断できない免疫細胞を配置させてしまうことになる。

これがマズイわけですね。

生命を守る免疫細胞は、常に精鋭部隊を配置しておかなくてはいけない。

「敵は敵。味方は味方」と、違いをシッカリ認識してもらはなくては。

だから、まずは消化器系を正常に働かせる所から取組むのが自然な流れ。

つまり、アトピーとの戦いを制する「勝ち戦」の基本と私は思うのです。

さて、ではいよいよ「胃腸の健全化」に進みましょう。

胃腸の健全化