白砂糖を大量に含んだ食べ物は極力控える。食品添加物を過剰に含んだ加工食品には手を出さない。
コレだけは実行すべし!
食べ物に関しては、あれもこれもダメと言うつもりはないです。
しかし甘いモノと添加物を大量に含んだ加工食品は避けた方が賢明です。
何故なら、これらは胃腸に負担を強いるからです。
本来、正常な胃腸なら問題はありません。
ところが疲弊した消化器官では、これらをシッカリ消化して立派なウンコとして排泄するだけの力が足りない。なので消化分解してアミノ酸のような小さな分子に砕けないまま未消化タンパク質としてアレルゲンを誘発している可能性があります。
こんな風に言うと、こう反論される方がいるかもしれませんね。
「では胃腸が弱い人間は皆アトピーなのか?」
「胃腸が弱くてもアトピーじゃない人はいるぞ」
人間の体には固体差があります。
生まれつき胃腸の強い人もいれば、そうでない人もいる。だからちびまるこちゃんに登場する山根君のようなタイプでも、お腹一杯食べたからといって、いきなりアトピーになるワケではない。
コレは結局、程度の問題でしょう。
「朝起きると、突然全身アトピーになっていた!」
これって、現実にはあり得ない。
それは「朝目覚めたらいきなり白髪になっていた!」と言うのと同レベルの話。なので胃腸の弱い人がすべてアトピーになる訳ではありませんが、少なくともそれが習慣になっているなら、生活習慣病として何らかの疾患となる可能性は否定できない気がします。
何故、砂糖がアトピーに良くないのか
では、なぜ白砂糖を大量に使った甘い食べ物が良くないのか?
これは、白砂糖の作られる工程を見れば一目瞭然!
白砂糖は黒砂糖に石灰や亜硫酸ガス、アンモニアなどの化学薬品を添加を煮詰めたり漂白したり、その製造工程は10以上にも及びます。 でもジアスターゼなどの酵素やビタミン、ミネラルは一切含まれていないことから、その正体は食品ではなく完全な化学品です。
これは化学調味料も同じ。結晶を見れば一目瞭然です。
白砂糖を大量に摂取すると血糖値を激増させ、インシュリンの分泌を誘発します。
糖尿病はこれが高じたものですね。で、 こうなってはマズイので胃袋は防衛反応として働きを弱めて、血液中の糖の急上昇を食い止めようとする。
要するに、胃の働きを自ら停止させることで生命を守ろうとするのですが、これが厄介なのです。
昔の人は、これを「甘い物を食べるとお腹がゆるくなる」と表現しましたが、本気でアトピーを治したいなら、お腹がゆるい状態は避けなくてはなりません。
アトピーの大敵「ブドウ糖果糖液糖」
しかも、最近は砂糖よりもはるかに厄介なものが出回っています。
その正体は、「ブドウ糖果糖液糖」
これはジュースやお菓子を作る際のコストが砂糖よりも安いため多用されていますが、この「ブドウ糖果糖液糖」は体にとっては明らかに異物です。
そもそも腸内細菌はこの類の異物を消化吸収するようにはできていませんから。
こんな異物を毎日大量に摂取し続ければ、そりゃ胃腸も疲弊します。
で、そこに冷たい飲み物が追い討ちをかけるワケですね。
もともと人間の内臓は体温よりも少し高い温度で正常に働くようにできています。
ところが、
胃腸は中が空洞になったパイプ状の臓器なので、外部から急に冷たいモノが入ってくると一気に冷えて働きが悪くなってしまう。
今の時代、お金さえ出せば好きなものを好きなだけ、好きな時に食べることができます。 通勤・通学時、電車の中で朝食を摂る人を見る時代ですから。
でも・・・
甘いモノ、冷たいモノってそんな頻繁に食べるものじゃない。
こういうものは少しだけ、楽しんで食べる。これが本来の姿ってものです。
逆に、アトピーの人がしっかり摂取すべきはこちらです。
胃腸の健全化 秘訣3 酵素を活用する