治し方

「ステロイドは使いたくない」。そう思いながらも仕方なく使っている人は意外と多い。アトピーを治す上でステロイドは必須なのか？本当の所はどうなのだろう？そんな疑問に対して飛鳥旬が本音でお答えします。

私の経験からすると、漢方薬は直接アトピーを治す目的で使うのではなく「胃腸の健全化」に特化した手段として活用するのが効果的です。と言うもの最初に胃腸の働きを健全化させることで、自ずと皮膚の炎症を抑える流れを作るのが確実な方法だからです。

眠れない原因は単純なことが多くて、その理由の大半は「体」にはなく圧倒的に「心」にあります。実際、眠れない時と言うのは同じような思考がグルグルと回転している筈。そんな時はどうすればよいのか？「快眠」のための具体的な方法とは？

「快便」を無視したアトピー治療はチェーンの外れた自転車のようなもの。どんなに努力しても前に進む道理がない。このことはアトピー治療のおいてステロイドを「使う」とか「使わない」とか、そんな議論よりも遥かに大切なこと。何より消化管が人体最大の免疫臓器と言う現実があるのだから。

「快食」を辞書で調べると「体調がよく食事が進むこと。おいしく食事をすること」とある。確かにその通り。しかし、ここでの「快食」は、いつも体調がよく健康を維持するための食事全般。つまりアトピーだけを治す特別な食事法とかではなく、毎日の生活に落とし込めるレベルの食事の話です。

報われる努力。それは皮膚のバリアを強化する努力ではありません。胃腸の働きを健全化する。こっちが報われる努力です。何故なら「消化管は人体で最大の免疫臓器」だからです。この現実をすっ飛ばして何かをしても土台がフラフラしているので上手くゆく理由がありません。

アトピーだけを治そうとすると頭が混乱します。そもそもアトピーだけを治す特別な治療法なんてものはありません。健康な身体を取り戻す。これでアトピーは自ずと消えます。

どんなに身体によい食材でも食べ過ぎれば逆効果です。胃腸の働きを良くする健全化に「少食」は欠かせません。つまり最初は「質」より「量」を重視します。

白砂糖を大量に含んだ甘い食べ物は極力控えておいた方が無難です。また食品添加物を大量に含んだ加工食品には手を出さない。

伝統的な和食はアトピーとの相性が良い。ご飯、味噌汁、納豆、漬物、豆腐‥。一方、パン、パスタ、ピザ、ラーメン‥、小麦粉中心のカタカナ食は相性が良くない。